
介護のために浴室をリフォームしたいと考えている方は少なくないはずです。浴室は、ただでさえ転倒や溺れると言ったアクシデントが発生しやすい場所です。更にヒートショックの危険性もあるので、介護が必要な状態になると、それらによるアクシデント発生のリスクはますます高くなると考えることができます。そのためリフォームによってそれらを解消するのは、安心して入浴をするためには重要なことです。
介護のための浴室リフォームにおいては、条件を満たしていれば介護保険からの補助を受けることができます。しかしそうは言っても、それなりの費用が掛かるのが現実です。そのため、なかなか介護のための浴室リフォームに踏み切ることができないと言う人もいるかしれません。そのような方に是非、検討してもらいたいのが福祉用具の利用です。
福祉用具と言うのは、介護を受ける人や介護を行う人の安全性を守り、またそのために必要な機能を果たしてくれる用具のことです。購入できるものもあれば、レンタルできるものもあり、いずれにしても条件を満たしていればそれに対しての補助を受けることができます。浴室で利用する福祉用具としては、たとえば浴槽用手すりや浴槽用のチェア、バスボードやリフトなどが挙げられます。手すりなどはホームセンターで販売されていることもあり、また設置もそれほど難しいものではありません。
ですからこれらの福祉用具を上手にすれば、リフォーム部分は必要最低限で抑えることが可能です。そうすると、それほど費用をかけなくても安全な空間を実現することが可能です。
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